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総則

1. 名称

本校は”マンチェスター日本人補習授業校”と称する。(以下補習校という)
 

2. 目的

本校は、3項に定める児童・生徒に対して、日本語による学習を通じ、帰国後日本の学校、社会に適応する為の素地を養う為に国語及び算数・数学の補習授業を行うことを目的とする。
 

3. 構成

北西部イングランド日本企業会に属する出向員を保護者に持つ学齢に達した児童・生徒、或いは英国に一時滞在/長期滞在する母語を日本語とする児童・生徒を対象とする。
 

4. 教育目標
1) 日本語の習得をさまざまな言語領域・観点から授業を行ない、児童・生徒が帰国後日本の教育・社会環境へ柔軟に対応できるよう日本の学習要領に沿った授業を主として教育する。
2) 日本での学校生活/文化に親しめるように、日本の小中学校で慣行されている行事などを必要に応じ取り入れる。
3) 集団活動における規律などを通じ、児童・生徒の教育及び社会性の養成に努める。
4) 当補習校ならではの利点である英国での体験を効果的に取り入れた活動や、現地校での習得を転移できるような授業作りに努める。
5) 広い国際的な視野に立ち、常に偏見にとらわれず、物事が判断できる児童・生徒を育成する。

 

5. 運営組織

1) トラスティー 役割・責任

チャリティー認定団体としてのManchester Japanese Schoolの運営についてチャリティ管理当局に対して責任を持つ。 メンバー トラスティーは4名とし、企業会理事長、企業会事務局長、補習校運営委員長の3名に加え、企業会理事会社より1名が就任する。(任期は4月から翌年3月までとする。)
2) 補習校運営委員会

補習校運営を円滑に遂行する為の運営組織とし、児童・生徒の保護者から選出される。 補習校運営全般に関する意思決定機関。
3) 講師・事務員

講師は、本校の主旨をよく理解し、意欲を持って児童・生徒の指導にあたるものであり、 運営委員会によって採用される。
事務員は、運営委員会によって雇用され、運営委員会の支持によって学校運営に係わる事務を遂行する。
職員会議、朝会等を通して運営委員とのコミュニケーションを図り補習校運営を補佐する。
4) 保護者会

本校の児童・生徒の保護者で構成され、運営委員会に一任している補習校運営をサポートすると共に、保護者総会や臨時保護者総会を通して、補習校運営に関する重要案件について是非の決定をするものとする。
 

6. 資金

本校を運営する資金は、保護者から納入される入学金と授業料、日本政府より交付される補助金、北西部イングランド日本企業会の援助金及びその他の寄付から成り、その運用は運営委員会によって行われる。
 

7. 入学・退学・休学

入学については、所定の入学願書を事務局に提出し承認を得る。退学・休学は任意であるが、あらかじめ所定の届出を事務局に提出し承認を得る。
 

8. 父母の義務
1) 入学金、授業料を期日までに納入する。
2) 入学・退学・休学の事前の届出をする。
3) 児童生徒が欠席する場合は、担任及び事務局に連絡する。
4) 住所、電話番号の変更を届け出る。
5) 当番の役割を分担する。
6) 保護者総会へ出席する。
7) 各種学校行事へ積極的に参加し、協力する。
8) ヘルパー当番の際は、補習校がスムーズに運営できるように協力する。

 

9. 補習校閉校
運営委員会の過半数以上の賛成を持って、補習校を閉鎖すべき或いは閉校したほうが望ましいと決議した場合、保護者総会を招集し審議の上、補習校閉校の決議をする事ができる。
総会にて補習校閉校が決議された場合、運営委員会は補習校名義の資産を処分する権限を持つ。
借金負債を支払った後に残る資産は、運営委員会の決めるチャリティー団体或いは補習校と同じ目的をもつ他の団体に寄贈されるものとする。

 

10. 補習校資産の信託

補習校により取得された或いは補習校名義の不動産等の資産の保有権は運営委員会が指名する個人(複数可)に付与されるものとする。
 

11. 信条の宣言

以下の項目において、子女或いはその親の人種、民族、性別、宗教、或いは政治的信条による差別はしない。
① 入学許可
② 在籍子女の取り扱い
③ 退学の要件

 

12. 総則変更

補習校の総則変更は、委任状を含む過半数以上の出席を有した保護者総会において、3分の2以上の賛成と、トラスティーによる承認を必要とする。

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